はじめまして!昨年四月に中途入社致しました新埜と申します。
新卒同期に上手く紛れていますが、社会に揉まれて今年で五年目になります。
入社して一年。新入社員気分できゃぴきゃぴしていましたが、こうして数字にすると急に現実味がでますね…。
私にとって大きな転機となった去年の春、世間は新型コロナウイルスの話題で一色でした。
当時地元山梨で仕事をしていた私は日ごとに大きくなるコロナウイルスの話題に
「採用取り消しになってしまったらどうしよう…。」と不安な毎日を過ごしていました。
幸い私の杞憂に終わり、暖かく入社を受け入れてくれた千代田ラフト。
都会暮らしを夢にのこのこ上京してきた私ですが、やはりコロナの影響はすさまじく…。上京後すぐに緊急事態宣言が発令。
入社と共に在宅勤務となってしまい、世界中で起こっているこの危機の重さを改めて感じた日々でした。
今こうして文章にするとまさか現在もなおこのコロナウイルスに悩まされる日々が続いているとは思ってもみませんでした。
入社してから私が関わったお仕事の中で最も多かったのはインターネットを使った配信業務でした。
日常の生活様式ががらっと変わったこの一年。映像業界も大きな影響を受けたことが良く分かります。
今回はコロナ禍の中、手探り状態で初めて行った生配信企画について詳しく紹介したいと思います。
入社後記念すべき初仕事が、こうした「生配信企画」でした。
もう今では馴染みさえ感じる“ソーシャル・ディスタンス”という言葉。
テレビ番組も出演者の方たちの間にアクリル版を挟んでいたり、別室から、はたまた自宅から参加するというかたちが当たり前になりましたよね。
この企画も「出演者は自宅からリモート参加」というものがメインの企画でした。実際私もコロナ禍の中、
好きな俳優やアイドルの生配信を見る機会が増えました。
気軽に見ることのできる便利なツールですが、実際に配信する側はなかなか大変なものでした。
感染リスクから様々な行動が制限される状況での生配信。撮影するスタジオを手配するのも難しい…。
借りられないなら仕方がない!ということで、メインスタジオに使ったのはなんと弊社の会議室でした。
この状況下でしか考えられなかった新しい発想です!
司会のお二人にご来社頂き、弊社を拠点にして出演者の皆さまの自宅に繋ぎます。
実際に生配信に参加してくださった出演者の数は二十四名。VTR出演の方も含めると総勢四十四名の方々にご協力頂く、
かなり大掛かりなものでした。
使用したアプリはZOOM。このご時世で在宅勤務を実施した会社も多いと思います。
遠隔でも大人数で会議ができるアプリが浸透したこともこの一年で変わった大きな出来事ですね。
しかし生配信をすると言っても、画面上にただ全員を映しておけばいいというものではありません。
オンラインで繋いでいる皆さんのカット割りも考えなければ、視聴者のみなさんに分かりやすく伝えられないからです。
また複雑なシステム上、私たちがやりたい演出、そして技術的にできること、できないことも見極めて考えていかなければなりません。(このシステムを理解するのがとても大変でした。)
何度も技術さんとの話し合いを進め、試行錯誤しながら画面構成を考えていきました。
こちらが画面構成例です。
コーナーごとに出演者の割り振りを考え人数別の構成案を考えました。
約1カ月という短期間で準備を進め、迎えた当日。
メインスタジオとなった会議室にはグリーンバックを張り、背景を合成して生配信を行いました。
全て社内からの配信ということで社内にシステムを組みます。普段使っているワークスペースがサブスタジオに様変わり。
そして本番。
私は画面のテロップ出しという重要な任務を担当しました。
収録ではなく完全「生」。ミスをすればそのまま流れてしまいます。
私はこの生放送前のなんとも言えない緊張感が好きです。それぞれの仕事が重なってひとつのものを作り上げる感覚。
全員の見ている方向が同じだなと思わせてくれるこの空気感はなかなか味わえるものではありません。
この時期は一人で自宅作業をしていた時間が長かったこともあり、本番前のカウントが聞こえる中震える指先を見ながら少し泣きそうになりました。
約2時間半の生配信。
心臓はバクバク言いっぱなしでしたが、コーナーが進むごとに慣れてきて出演者同士の掛け合いに笑みがこぼれました。
オンラインでの配信ということもあり、電波の都合や音声の乱れ等、生ならではのトラブルもありましたが、
大きな事故もなく完走。
無事に初仕事を終えることができました。
それから八カ月後…。なんともっと大掛かりな生配信企画に挑戦しました。
今回はスタジオを飛び出し、実際に街中を歩くロケ形式の生配信でした。それだけでもドキドキですがなんと2班同時生配信。
お互いが別ルートをたどり、最終的に合流する。どちらも1カメショーのとてもスリリングな生配信でした。
私は片方の中継ディレクターを担当したのですが、さすがは生!予期しない出来事が次から次へと起こり、その対応にてんやわんやの一時間半でした。
幸いこちらも大きな事故はなく配信を終えることができ、視聴者の皆さまにもとても喜んで頂くことができました。
この一年多くの配信業務を経験して改めて感じたのは、人と共に仕事をすることの楽しさです。
ほんの一年前まで会社に行くのは当たり前のことで、誰かと協力して仕事をするというのも当たり前で。
この“当たり前”がこんなに楽しいことだったのかと気付かされました。
また、自分の準備してきた仕事がいろんな人の協力によって形になる瞬間を見ることができたのも大きな喜びになりました。
街中を使った生配信に関しては演者さんはもちろん、カメラマン、音声、それぞれのアシスタント、制作補助や道の誘導員、また卓まわりの制作、技術、数えきれないくらいの方々にご協力頂き、
全員の努力が形となって視聴者のもとへ届けることができました。
そして何より、たくさんの方に生配信を楽しんで頂けたこと。
リアルタイムでたくさんのご感想を頂くことができ、そのコメントの多さには圧倒されました。
御覧いただいた皆様、本当にありがとうございました。
真新しい環境の中、経験のない在宅勤務を経て、さらにコロナ禍という特殊な状況での業務。
少し濃すぎるくらいの経験ができた一年でした。
今後の状況はまだまだ読めませんが、当たり前だった日常が一刻も早く戻ることを祈りつつ、二年目も全力で頑張っていきたいと思います!
そしてここからは営業です!
弊社では上記の「生配信企画」のようなリモート配信のご依頼をお受けしております。
企画から配信までトータルサポート致します。
スタジオ収録も全て社内で行うことができますよ!ご興味ご関心のある方はぜひお問い合わせください!
こちらからどうぞ!
はじめまして
2020年度新入社員の大野です。
早いもので、優しい先輩方にいろいろと教えていただきながら
もうすぐ入社1年目も終わろうとしています。
私が入社した4月は、新型コロナウイルスで緊急事態宣言が発令されたばかりの時期で、
右も左もわからないまま在宅での勤務をしていました。
ロケなどの撮影は最低限の人数で行われていた事もあり、
ADで入社したばかりの私はまだ参加することはできませんでしたが、
在宅や社内で仕事を学び、少しずつ先輩のお手伝いをしながら仕事を覚えることが出来ました。
そして初めてのロケは8月の夏。教材の再現ドラマでした。
撮影までの様々な準備に関しては3つ前の前田さんの記事に詳しく書かれていますが、
私は初ロケで体験した2つの印象深い思い出について書いていきたいと思います。
1つ目は役者デビューをしたこと。
演技経験は大学の実習で石臼の役をやらせて頂いた程度なのですが、
この撮影ではセリフのある役をいただきました。
実は演技にはトラウマがあり、大学時代の石臼の役作りがうまくいかず、
同級生に笑われて以来人前で演技は絶対にしたくないと思っていました。
しかし、今回の撮影では先輩役者さんたちのアドバイスや、
ラフトの先輩方に背中を押していただいたお陰で無事にクランクアップすることができました。
自分のことを女優だと勘違いしてしまうくらい嬉しかったです。(すみません、、!!)
緊張して何回も撮り直しになったので、2年目は演技の幅をもっと広げたいです。(笑)
カフェでの撮影でした!
2つ目はロケ弁についてです。
入社前からADは「ロケ弁」というイメージがありました。
そしてこの撮影で初めてたくさんのお弁当を注文しました!
先輩から「弁当おいしいADは好かれるで」とプレッシャーをかけられ、
ビクビクしながらお弁当を探していましたが、
このロケで注文したお弁当は運よくどれもおいしくて好評でした。
幼いころから食いしん坊で今も食欲が全く収まらないのですが、
初めて食いしん坊でよかったなと誇らしくなりました。
先輩方のロケでの立ち回りや、撮り方などを間近でみて、
私も早く一人前のディレクターになりたいと思いました。
1年を通して数々の現場につかせていただき、いろいろな経験をしました。
そこで見たことや感じたことを全部吸収し、成長していきたいです。
P.S.2時間寝坊して起床5分後に謝っている私です。
2021年の目標は「寝坊しない」になりました。(寛容な先輩方には頭が上がりません、、、)
ミミクリーズ
自然の中の、似たもの探し。
「ミミクリーズ」は3歳から7歳の子どもを対象とした番組です。「ミミクリー(mimicry)」は、「似せること」または「似ているもの」という意味。自然界にある「似ているもの(ミミクリー)」を探すことを通じて、観察眼と想像力を磨き、共通点や違いを子どもたち自身の力で見つけ出す「科学する心」を育てます。 総合指導は『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』などの著書でおなじみ、生物学者の福岡伸一さん。アートディレクションはデザインとエンジニアリングというふたつの分野を行き来するクリエイター集団 、takram design engineering 。音楽は独特の音色が国内外で人気を集めている、トクマルシューゴさんです。子どもはもちろん、大人も楽しめる番組です!
過去の放送
「けいそう」
NHK Eテレ
2020年7月20日(月)17:35〜17:45
2020年7月25日(土)6:45〜6:55【再放送】
BSプレミアム
2020年7月23日(木)11:30〜11:40【再放送】
水のなかにすむちいさないきもの「けいそう」。
顕微鏡でみてみると、いろんなかたちがみえてくる。
けいそうのからだには、ふしぎがいっぱい!
さらに、海のなかにすむちいさないきもの「ほうさんちゅう」もご紹介。
語り:諏訪部順一
プロデューサー:遠藤幸夫
ディレクター:渡邊桃子
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「ぺったんこ」
NHK Eテレ
2020年2月17日(月)17:35〜17:45
2020年2月22日(土)6:45〜6:55【再放送】
BSプレミアム
2020年2月20日(木)11:30〜11:40【再放送】
カエルも、魚も、虫も!鳥も!?
み~んな、「ぺったんこ」。
どうして、みんなぺったんこなんだろう?
ぺったんこだと何かいいことがある?
語り:諏訪部順一
プロデューサー:遠藤幸夫
ディレクター:渡邊桃子
カメラマン:大鋸玄記
編集:高野益寿
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「おうぎがた」
NHK Eテレ
2020年2月10日(月)17:35〜17:45
2020年2月15日(土)6:45〜6:55【再放送】
BSプレミアム
2020年2月13日(木)11:30〜11:40【再放送】

イチョウのはっぱ、貝がら、切ったピザ、、、
身のまわりには「おうぎがた」がいっぱい!
よく見ると、魚や鳥のからだにも。
でも、これってどんなかたち?一緒に考えてみよう!
語り:諏訪部順一
プロデューサー:遠藤幸夫
ディレクター:渡邊桃子
カメラマン:大鋸玄記
編集:高野益寿
番組サイトを見る
「ハスのはのヒミツ」
NHK Eテレ
2019年11月25日(月)17:35〜17:45
2019年11月30日(土)6:50〜7:00【再放送】
BSプレミアム
2019年11月28日(木)11:30〜11:40
「しわしわ」
NHK Eテレ
2019年11月18日(月)17:35〜17:45
2019年11月23日(土)6:45〜6:55【再放送】
BSプレミアム
2019年11月21日(木)11:30〜11:40
「かどをまがる」
NHK Eテレ
2018年11月19日(月)17:35〜17:45
2018年11月24日(土)6:50〜7:00【再放送】
BSプレミアム
2018年11月22日(木)11:30〜11:40

前を歩いているとつきあたりにバッタリ。
そんな時は右に進む?それとも左?
様々な生き物が迷路に挑戦!
するとビックリ…その進み方には共通点が…!
今回は角を曲がるという
ごく当たり前の行動に焦点を当てて
そのヒミツに迫ります!
「あなをほる」
NHK Eテレ
2018年11月12日(月)17:35~17:45
2018年11月17日(土) 6:50~7:00
NHK BSプレミアム
2018年11月15日(木)11:30~11:40

今回のテーマは「あなをほる」動物たち。
大きい動物小さい生き物たちが手を使い足を使ってユニークな方法で穴を掘ります。
でもなんで穴を掘るんだろう…
その疑問には幼稚園児たちが豊かな想像力で答えてくれました。
メインコーナー「あなをほる」ほか、擬態する生き物を紹介するコーナー「そっクリー」など盛りだくさんでお届けします。
「バイオミミクリーズ ハチのす」
NHK Eテレ
2017年6月12日(月)17:35~17:45
2017年6月17日(土) 6:50~7:00
「…なぜ六角形なんだ…??」
今回のテーマは「ハチのす」。キレイな六角形をした蜂の巣…ハチミツをたくわえたり子どもを育てたりする大切な部屋、なんで三角形でも四角形でもなく六角形??その秘密に迫るべく様々な実験を試みます。結果を通して見えてくるものとは…!? ほかにも、「似ているもの」の不思議に迫るコーナーなど盛りだくさんです!
「そう」
NHK Eテレ
2017年6月 5日(月)17:35~17:45
2017年6月12日(土) 6:50~7:00
「…そうって…そういうことなの??」
今回のテーマは「そう」。自然の中の様々な「そう」を見くらべて、なぜそのように見えるのか、遠くから近くから、様々な角度から観察します。「そう」っていったい何なんだろう? ほかにも、「似ているもの」の不思議に迫るコーナーなど盛りだくさんです!