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スタッフ通信

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はじめまして。2017年3月3日

2016年4月に新卒で入社したものです。
私は大学時代、ヨーロッパでバックパッカーをしたり、韓国に語学留学したりしていました。
海外でのプログラムに参加するために勉学に励んできましたが、テレビが好きで、
映像にも興味があったので、それまで学んできたこととは全く関係のない
映像の世界に飛び込みました。

入社して10ヶ月、社員のみなさんの優しさに支えられながら、たくさんのことを学んでいます。
1つの映像を作るのに、大勢の人たちが労力を注ぎ込んでいる様子を毎日見ているので、
今ではテレビ番組やアーティストのMVなどを見ると、演出方法や撮り方など、
つい制作者の立場で見てしまうようになりました。
このような「作り手の目線」は私にとってとても新鮮で、
今では映像を見るときの楽しみ方の1つになっています。
普段、自分の携帯で撮る写真も、ちょっとしたこだわりを盛り込むようになりました。
例えばこれ。夕方、木々のシルエットが素敵だったので撮ったのですが、「水平」にこだわりました。

01 こちらは、家にあるライトの写真。光に手をかざしてみました。光と影的な。

02 さて、前置きが長くなりましたが、ここでは仕事を始めて印象的だったことを3つ、書きたいと思います。

1つ目は、ロケで色んなところに行ったこと。
私は新人としては恵まれているようで、わずか10ヶ月の間に14の都道府県に行かせてもらいました。
つい先日は福岡に行き、九州初上陸を果たしましたが、地方ロケの楽しみはなんといっても食事!
福岡では、美味しい水炊きをいただきました。韓国のタッカンマリに似ていて、とても美味しかったです。

03 2つ目は、エキストラを経験したこと。
私は社内では最年少で、まだ高校生に見えないこともない、ということで、
制服を着て学生役をする機会がたくさんありました。
これまでに袖を通した制服は3種類。およそ5年ぶりに女子高生気分を味わえたことも、
この仕事ならではの面白い経験です。
今度はどんな役が待っているのでしょうか?

04 3つ目は、ナレーターを体験したこと。
私たちは、撮影した映像を編集した後、人に見せるために「仮ナレ」と言って、
自分の声で仮のナレーションを入れる作業をするのですが、私の仮ナレは、
テンションは低すぎ、抑揚はなさすぎで、まるで、昔のアングラ映画のような独特の味があると好評(?)でした。
では、先輩の仮ナレはどうなのか?と耳を傾けてみると、はきはきとした声で、
しっかりと抑揚がついていて聞きやすい!お客様(クライアント)は、この仮ナレが入った映像を見て
完成品をイメージするわけですから、とても大切な作業なんですね。
私もいつかは、聞けば目の前に作品の世界が広がるような仮ナレができるよう、努力しようと思いました。

最後にあったかエピソードを紹介しましょう。
入社して1ヶ月も経っていないある日、私は2時間の寝坊をしました。
うっかり携帯を夜間にアップデートする設定をしてしまい、アラームがならなかったのです。
目が覚めると、無数の着信履歴が。慌てて会社に連絡し、すぐ会社に向いました。
到着すると、みなさんは、「本当に心配した」「家に行こうと思ってた」「実家にも電話した」と(涙)
社長もすごく心配してくださってたみたいで。
経理の方は私を見た瞬間、心配した~と、ハグしてくださいました。
こんなあったかい会社ありますか?!

日々、良くしてもらっているので、会社のお役に立たなくては、、、!と思うのですが、
まだいろいろ教わりながら、少しずつ学んでいます。
考えること、努力することを忘れないようにしたいですね。
愛称:はまちゃん。みーちゃん。(ピーマンのイントネーションではなく風鈴のイントネーションです)
今一番の望みは海外ロケに行くこと。 ヨーロッパでバックパッカーだった経験を生かしたいです。 行けるといいなあ。