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スタッフ通信

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映像制作のお仕事で思うこと2022年12月2日

はじめまして、
去年2021年11月から中途入社いたしました長島と申します。

早いものでもう入社してもう1年が経ちました。
前職は広告代理店で編集者としてデスクワークの日々を過ごしていましたが、映像の世界に興味が出てきて、思い切ってこの会社に転職してきました。
最初は未経験で本当にやっていけるのか不安でしたが、先輩方に優しく指導してくださるおかげで、今ではあっちへこっちへと様々な場所へ移動して働く忙しい日々を過ごしています。


今は主にEテレで放送している「すイエんサー」のADを担当しています。社内には元すイエんサーADの先輩が多くいて、「すイエんサーADは結構大変だよ」と噂をよく聞いていたので、かなり不安でした。

この番組は生活の中にある疑問を科学の力を使ったワザで解決する番組なのですが、「今回はどんなネタにするか」「そのネタで実際にロケを行うことができるのか」「番組をおもしろくする演出はどうするか」などロケ前の準備が多くあり、特に事前に紹介するワザを試して、成功するのか失敗するのかを何回も確認するのが大変です。

    
                            
最初に担当した回では「ポップコーン」「プリン」「チュロス」の裏ワザを紹介する回で、どうすればおいしく作れるか実際に試す必要があり、ほとんど自炊もせず料理経験ゼロでしたが、家で朝から晩までずっとお菓子作りをしていました。
その時は「映像制作の仕事というよりかパティシエの仕事に近いな」と正直思っていました。
一見、「これが映像業界の仕事か?」と疑問に思われますが、全部ロケ本番のための必要な準備です。ロケでやることを本番を想定して行うことで必要なものはなにか、どのように見せるかが、明確に分かります。
事前の準備でロケの良し悪しが決まるといっても過言ではないと思っています。


そういった長い準備期間やロケ、そして編集が終わり完成すると、やりきった達成感やTwitterで放送後の視聴者の反応を見ると、ハードな仕事でも最後にはとてもやりがいを感じることができます。


1年はとても早くあっという間ですが、
まだ慣れないことや知らないことが多くありますが、
仕事を楽しく常に面白いものを求めることをモットーに頑張っていきます!

長島 転職と同じ時期に一人暮らしを始めて、最近は自炊していますが、作る料理を食べたら70%くらいの確率でお腹に違和感を感じます。料理得意な人はぜひ教えてもらいたいです。