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どこでも人が面白い 「土曜フォーラム〜“農”が育てる地域と環境〜」ロケから
土曜フォーラムとは毎回様々なテーマで問題や先進事例をVTRで用意し、
そのVTRをもとにシンポジウムが行われ、この様子を放送するというものです。
今回は番組の海外ロケの話。デンマークとドイツでの記憶に残った出来事を書いてみます。
デンマーク/魅惑のテイスト
最初に訪れたのはデンマーク。
レゴランドのある街、ビランドのホテルで事件は起きました。
「君たちも飲んでみたらいい、なんだか懐かしい味のジュースだよ」

時間は朝の6時。早いフライトのために寝ぼけた頭で朝食を食べにきたカメラマンと僕は、プロデューサーN氏とK氏の指差した白いボトルを眺めました。
ボトルの横には電熱プレート。美味しそうなホットケーキが焼けそうです。
ホットケーキ?
そう、あろうことか2人はホットケーキミックスを“飲んでしまった”らしいのです。
さあ、現場はパニックです。大変だと騒ぎ立てるコーディネーターに、胃薬を分け合うN氏とK氏。笑っていいものか心配していいものか、判断に困ったので笑いました。
「戦前生まれは何でも試したいものなんだよ」とK氏。もう最高です。
皆大爆笑のうちにデンマークをあとにしたのでした。


ビランドの街にあるレゴランド。建物までレゴでした。
ドイツ/花愛でる少年<少女
南ドイツの村では子どもたちの花摘み授業に遭遇。綺麗な丘で花を摘む子どもたちは、数が減っている花は摘まないようにする等、花摘みを通して環境学習を行っていました。素敵な光景に我々も心が和みます、が!
1人だけはぐれて一生懸命花を摘む男の子が…。
ずーっと1人で黙々と花を摘んでいます。
身のこなしも妙にシナシナとしています。うーん、これはいったい…
カメラマン「安田くん、あの男の子は…」
安田「あの男の子は未来の女の子ですかね?」
カメラマン「…心配だねぇ…」

2人の心配はよそに男の子の花摘みは続くのでした…。

「感性」に訴える環境教育。その徹底振りに、ただ感心。
ドイツ/愛は国境を超えて
ドイツで我々のドライバーをしてくれたエンゲルス氏は見てのとおりのファットボーイ。しかし、そのピシッと黒いチョッキを着てキビキビと走りまわるさまは、下手な制作進行スタッフ顔負けです。
運転にも無駄がなく、どっしりした運転でアウトバーンをぶっ飛ばします。
彼からはプロという意識を強く感じました。
そんな彼の特技はクイズ。ドイツではテレビやラジオで常にクイズ番組をやっており、多くのクイズ番組でチャンピオンになっています。
彼は、昨年ロケで会った我が社のHさんが大変可愛いとお気に入り。クイズ王だけあって、Hさんが飼っていた犬の名前まで覚えていて一同ビックリ。
「手紙を書くから渡してくれ!」と小ちゃい絵はがきにチマチマと書き込んでいる姿は大変可愛く、人を好きになる心はどの国も変わらないんだねぇ、
とほのぼのしてしまいましたが、もう少し痩せなよって言っときました。

書いていることは全然海外の話っぽくなくなってしまいましたが、ぱっと思い出せる印象的なことばかりです。
つまり、どんな物事よりも、人の方が面白い、これにつきます。
ドライバーのエンゲルス氏

横にいて何かあったらさっとサポート、プロです。
※この番組は2005年8月13日、NHK教育で23:30〜24:40に放映されました。
 プロフィール
 安田俊介
いまだに背が伸びる29歳。元気です。
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