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人生を変えた映像2017年3月16日

仰々しいタイトルですが、そんなことがあったら書いてくださいと言われたので、
そんな映像あったかな?と考えてみました。

ありました。
映画「学校」。1993年山田洋次監督の作品です。

当時私は高校を中退してふらふらとしてまして、
地元横浜で友達と深夜まで遊んで、明け方からスーパーで生鮮食料品並べるバイトをして、
パートのおばちゃんと世間話をするという坦々とした日々を送ってました。
帰国子女だったので、高校を辞めても何とかなるだろうと思っていたのですが
いざ辞めてみると、中卒だと日本ではなかなか生きづらいという事に気がつきまして、
通信制高校へ通いだしました。辞めたのに入りなおすところが面白いですね。

通信制高校ってワンダーランドでして、高校退学になったヤンキーの男の子や、
戦時中に学校に行けなかったおじいちゃん、高校在学中に妊娠して中退した子等、
バックグラウンドが全く違う人間が集まる不思議な空間でした。
みんなの目標は「高校卒業の資格を手に入れること」。とてもはっきりしていました。
そんな通信制高校に通いだした時、映画「学校」を観たのです。
横浜の映画館で一人で観て、驚きました。
舞台は夜間中学校と少し違ったのですが、描かれていることが全て自分の学校で
起きているようなことばかりだったのです。

授業中に騒ぐヤンチャな男の子に「静かにしろ!俺は勉強しに来てんだ」と叫ぶおじいちゃん。
普通のコミュニケーションができずにトラブルを起こす生徒。
厳しい生活から勉強を続けられなくなって消えていく生徒。(6割いなくなる)。
おそらく監督が当時の夜間中学についてとても丁寧に調べたのでしょう。
私はそのリサーチ力と表現力に驚いていたんですね。

「なんだ、すごいぞ映画って」 と、思ったのを覚えています。

この時ですね。自分で調べた情報を映像の形にして伝えてみたい、映像の仕事にかかわりたいと
思ったのは。人生を変えるといいますか、方向付けをしてくれた映像(映画)でしたね。

あれ?真面目に答えちゃった。お疲れさまでーす。


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先日、映画を見た近所をロケでうろうろ 基本変わらない横浜・桜木町
「Y」 教科番組・科学番組を中心になんでも担当