「山形県鶴岡市の旧朝日村地区にある即身仏」
「後世に伝えていこうという人々」
山形県鶴岡市の旧朝日村地区には、江戸時代、民衆の苦しみを救おうと過酷な修行をし、最後には自ら命を絶って仏の姿となった「即身仏」を安置している寺がある。 昭和51年(1976年)に放送された新日本紀行では、即身仏の置かれた3つの寺を 取材し、即身仏の来歴とや長く受け継がれてきた信仰を描いた。 あれから33年。即身仏は今も、地元の人々によって大切に守られている。 そのひとつ、本明寺では、先代の住職が亡くなり9年前に息子が寺を引き継いだ。 今年5月、寺は12年に1度の即身仏の衣替えが行われる。若き住職が初めて迎える儀式を通して、先祖たちが残してきた厚い信仰心を後世に伝えていこうという人々の想いを伝える。